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社会福祉法人あさか会

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人間の街を目指す。人間の街で生きる。

あさか会のグループホームのコンセプト

あさか会のグループホームは入居される方のライフスタイルに合わせた生活をサポートしています。入所施設ではありませんので門限はありませんし、決まりごとも設けていないので、入居される方の生活を第一に考えています。
「できることはご自身で。できないことは支援者と一緒に。」を念頭に支援を行っています。
行事もいくつか設けており、春には各ホーム合同で近隣の公園でお花見を行うことや、主に周年の記念行事として各ホームで旅行に出かけています。行事への参加意思も当然のことながら自由です。
障がいや区分に合わせた生活設計を行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

入居者の生活例

コーヒーを飲む 作業中 東京駅にて

グループホームではそれぞれの入居者さんが思い思いの生活を送られています。
ここでは鎌田美次さんの生活例をご紹介します。
鎌田さんはひかり荘に入居されてから10数年が経過されています。当初はグループホームと実家との生活の違いに戸惑われていましたが、洗濯や掃除、買い物、さらには通所先での作業についてもゆっくりと時間をかけてご自身のペースで日常生活を歩まれています。
年に1、2度は旅行へ出かけられたり、ホームの入居者らと居酒屋へ行くことや時間を見つけてコーヒーブレイクをされるなど、息抜きも大好きだとお話しされています。
次の入居者インタビューでは鎌田さんに加え、女性ホームに入居されている高橋裕美さんのインタビューも掲載しています。グループホームで生活されている方の生の声をぜひご覧下さい。

入居者インタビュー

鎌田様

鎌田 美次さん(60歳)男性

−入居されたのはいつ頃ですか?

2004年6月1日からです。ひかり荘のオープン時から入居しています。

−日中は、どこに通っているのですか?

浅香障がい者会館です。
10時頃から会館の掃除をしたり、浅香中央公園の掃除もしています。

−どういうスケジュールで過ごされていますか?

05:30〜06:30 起床・朝食
08:30 パン屋さんへ昼食とタバコを買いに行く
09:30 障がい者会館へ出発
10:00 障がい者会館で作業
15:15 ひかり荘へ帰ってくる
新聞を読んだり、歯科へ通っている
18:00 夕食 食後は、テレビを見たりゆっくり過ごしている
土、日は、缶ビールを1本飲むのが楽しみ
22:30 就寝

−GHへ入居して楽しかったことは?

旅行が楽しかった。北海道へひかり荘の5周年でみんなで行くことができた。
旭山動物園などへ行った。神戸空港を出発し、帰りは関空へ戻った。
ひかり荘からは、6名が参加した。女性のGHからも1名が参加された。

−GHへ入居してできるようになったことはありますか?

いろいろできるようになった。洗濯も料理もできるようになった。
買い物へ行って大根買って料理したり、手伝いもできるようになった。
一人で外食もしている。

−GHへ入居する前は、実家暮らしですか?

そうです。

−GHへ入居するきっかけは?

障がい者会館のマイセルに通っているときに理事の木村さんから「親から離れて生活してみないか?」と誘われた。

−その時に不安はなかったですか?

別にそれはなかったですね。母に相談したが、両親も高齢であった為、入居しようと思った。

−GHへ入居して良かったですか?

良かった。

−今後の目標は、ありますか?

みんなと喧嘩せんと一緒に生活したいと思います。それはまぁ無理やと思います(笑)
みなさんと穏やかに過ごしたいなぁ。

−喧嘩したときに出て行きたいと思ったこととかないですか?

それはないです(笑)

−自分のご褒美はありますか?

積み立てして年に1度、旅行に行くんです。
11月に沖縄へ行きます。毎年、目標額まで貯めて行くんです。
あさか会の職員ではあるが、友人として3人で行くんです。
去年は、1月に白浜へ行きました。

−積み立て旅行のきっかけは?

どちらからというのは、曖昧だが行くようになったんです。
障大連グループホーム部会でこのことを発表したことがあるんです。大勢の前で話しました。
原稿は、手書きで書きました。天王寺で発表しました。少し緊張した。

−実家へ帰ることはありますか?

年末年始には、実家へ帰ります。

−鎌田さんとってグループホームは、どのようなところですか?

家ですね。入居やスタッフは、家族に近いですね。

−GHでの生活で今後、「したい」ことはありますか?

以前に父親の会社の社員旅行でシンガポール行った。29年前。だいぶ変わってるやろうな。また、行きたい。

−今後グループホームをどのようにしていきたいですか?

年1度 グループホーム旅行を企画してほしい。みのり荘又は知らない人ホームの人との交流。月に1度のくらいの外食。(土曜日がいいなぁ。)

高橋様

高橋 裕美さん

−初めて入居されたのはいつごろですか?

ん~そろそろ10年経つぐらいです。

−1日のスケジュールについてお聞かせください

06:00 起床
07:15 職場到着
07:30〜14:30 仕事
15:00〜 GHに帰り、ゆっくりして夕方にお風呂
18:00〜 夜ご飯
23:00 就寝

−勤務先について教えてください

勤務先は、アサカパーソナルリレーションズ株式会社です。
勤務地は、大阪市立大学になります。仕事内容は、清掃業務になります。

−働き始めたのはいつごろですか?

2017年5月22日から働いています。

−一緒に働いているスタッフの人数について教えてください

6名ほどです。

−1週間何日ほど、働いていますか?

土日が基本、休みなので5日間です。

−仕事で楽しいことってありますか?

仕事が慣れてくると、はぁとらんど浅香で訓練したことが活かせられているのが実感できて、楽しいです。
仕事中、何もすることが無くなると、逆に落ち着かないので次々仕事をさせてもらっています。
はぁとらんどグループで訓練していたことが現在、とても役に立っています。

−仕事して変わったことってありますか?

他の入居者さんから「頑張ってね!」って言われたりすると嬉しいのと、私自身がイライラすることが減りました。

−-仕事から帰ってきて、夕方や夜は何をしていますか?

次の日の仕事の準備や洗濯したりします。
火曜日だけ、ガイドヘルパーさんと長居スポーツセンターや住吉スポーツセンターのジムに通っています。
内容は、ウォーキングや自転車を漕ぐことをしています。GHには17:30頃には帰宅する感じです。

−GHに入居して出来るようになったことについて教えてください。

ん~。まだまだ出来てないことばかりなんで、出来ていないですね。

−仕事の給料はどんな使い道ですか?

まだ使ってないです。欲しい物も特にないので。欲しいものがあった時は買う予定にします。
何かあった時の為に、貯金しています。

−お金の管理はどうしていますか?

母にしてもらっています。

−休日はどのようなことをしていますか?

母と一緒に出掛けたりしています。買い物とかですね。
あとは実家に帰って、DVDなどを見ています。あとは、ガイドヘルパーさんと出掛けています。

−高橋さんにとってGHはどんな所ですか?

とても居心地がよくて、落ち着きます。家みたいですね。でも、気を遣う事も多いですね。

−趣味はありますか?

音楽とか好きです。カラオケとか行くのが好きです。
ちなみに、エグザイルが好きです。チケットが取れれば行きたいんです。

−あさか会のGHに入る前は実家でしたか?

平野のGHに入っていました。
あさか会で新しいGHが出来ると聞いたので、入居しました。

−将来的に一人暮らしについては考えていますか?

いや、まだ正直考えていないです。不安でもないですけど、自分の中では出来ていないことが多いので。

−今後は何を頑張りたいですか?

今の職場で新しい仕事をたくさん覚えていきたいです。

スタッフインタビュー

長澤さん

−名前と役職を教えてください。

長澤 英市です。
第三ひかり荘の世話人で、グループホームの副主任をさせていただいています。

−グループホームでの支援について教えてください。

入居されている方の日常生活を営む上で、必要な支援を行っています。
元々あさか会は地域移行を主として考えていて、今までずっと施設で生活されていた方が、社会に出てみんなで一緒に生活しようというのがグループホームの始まりだと聞いています。
自立だけでなく『できないことができるようになった』『動作の時間が半分でできるようになった』というのも大事に、支援することを目標にしています。

−入居者の方はどのような障がいの方を対象にされていますか?

ほとんどが知的障がいの方で、精神障がいの方をメインにしているグループホームは1つだけです。知的障がいと精神障がいの重複の方もおられます。
受け入れは、知的障がい、精神障がい、身体障がい、難病の方も対象となっています。
全ホーム民家型になっており、施設というよりも『家』に近いようなコンセプトでやっています。

−日常的な具体的なサービス内容について教えてください。

できることは、ご自分でしていただくことが前提なのですが、できないことはその方と一緒にしています。
役所の書類関係、通院、生活全般の掃除、洗濯、食事などです。
規則正しい生活リズムを一緒に作っていければと思うところもあります。
家族・・・といえば違うかもしれませんが、家族と同じような役割はほとんどしています。
入居されている方は、昼間は日中活動に出ておられるので、行かれている日中活動先との連絡、連携もご家族の代わりにしているという感じです。

−グループホームでの支援の中で、個々に応じて違うと思いますが、例えば入浴の仕方、トイレの仕方を身に着けていっていただけるような支援はされているのですか?

自分で生活できる力を伸ばすこと、今ある生活する能力を維持することなど個々に応じて、一つでもできることを増やすことができように支援をしています。
トイレでの介助や、入浴での介助が必要な方には身体的な介助も行います。

−定員は何名ですか。

2018年現在、10つのグループホームがあり52名の方が男女別の各グループホームで共同生活されています。
ひかり荘7名 第二第三ひかり荘6名 ひなた荘7名 おりおの荘5名 あかり荘6名 あびこ荘7名 あゆみ荘4名 サンハウス6名 みのり荘4名です。

−入居されている方の1日のタイムスケジュールを教えてください。

各入居者さん、それぞれでばらつきがあるのですが…

07:00〜09:30 起床 それぞれ日中活動に行かれる、仕事に行かれる
15:00 帰宅 余暇活動(スポーツセンターやガイドヘルパーを利用して外出、散歩等)
18:00 夕食、入浴(夕食前に入浴される方もいます)
22:00〜 自室に戻られ、そのまま就寝される方も。
遅くまで起きておられる方もいらっしゃる。

土曜日、日曜日はガイドヘルパーを利用して外出したり、自室でゆっくりされたり、逆に土曜日曜に仕事に行かれる方もいらっしゃいます。
個別のタイムスケジュールを把握して、健康状態も見て生活のリズムを整える支援も大事にしています。

−自室でゆっくりされる方もいるとのことですが、その時スタッフは居るのですか?

24時間365日支援員はいるようになっています。
ただし、先ほど話したように入居者さんがいない時は巡回支援という形で、支援することもあります。

−グループホームごとでのイベントは行っていますか?

例えば、この前第三ひかり荘では、車を借りて生駒へいちご狩りに行きました。
あと、イベントというのとは少し違うかもしれませんが、入居者全員で北花田にあるイオンモールに買いものに行ったりもします。それぞれに必要なものをご自分で買ってもらって、そのまま昼食を食べてゆっくり帰ってくるといった形です。
女性のグループホームでは『女子会』と称して、たこ焼きパーティーや食事作りを皆でして楽しんでいるようです。
周年記念でグループホームごとに遠方に旅行に行く事もあります。
おりおの荘やひなた荘ではこの前、沖縄に行ったそうです。

−外食はされますか?

だいたいどのグループホームも月に1回、二か月に1回ぐらい外食に行っています。
焼肉、回転寿司、しゃぶしゃぶなどが多いです。
入居者さんの誕生日会を兼ねて外食するグループホームもあります。

−グループホーム全体として合同で行うイベントはありますか?

大きなイベントは1年に2回で、いよやかの郷(大阪府岸和田)でのバーベキュー大会と花見大会をメインに行っています。
季節ごとに行うイベントは少なく、クリスマスには各ホームでクリスマス会をしたり、クリスマスケーキを買ってきたりするぐらいです。

−働いていて楽しかったことは何ですか?

細かいことならたくさんありますが…。
入居者さんの考え方が良い方向に変わることがあった時は嬉しいですね。
僕らが本人さんに言ったとかでもないのですが、ある入居者さんが少ないお小遣いの中から、東北の震災や海外のNPO団体にわずかでも義援金を寄付するということがありました。
金額は少しでも、義援金を寄付しようとする気持ちが出てきたということを聞いた時は、僕はすごく感動しました。

−やっててよかったと思うことはありますか?

先ほどの話に似るところはあるのですが、やっぱり僕らの支援でいびつな形だったものがまっすぐに近づいてきた時は、めちゃくちゃ嬉しいし、やっててよかったなと思います。

−-今後グループホームをこうしていきたいという方針はありますか?

個人的な目標になるかもしれませんが、第二ひかり荘のある入居者さんを自活、自分で生活できるようにしてグループホームを卒業させてあげたいと思っています。もう少しなんです。それが今、一番の目標です。
グループホームからの自活、第一号がひなた荘から卒業されたので第二号は、第二ひかり荘から送り出したいと思っています。

碇井さん

−お名前と役職、年齢を教えてください。

碇井 康平 (35) グループホームぽぷらで生活支援員をしています。

−あさか会で働き始めてどのくらいたちますか?

非常勤職員として4年、常勤職員になって2年目になります。

−あさか会で働こうと思ったきっかけは?

元々は他法人の高齢者施設で働いていたのですが、当時一緒に働いていた方が、あさか会でも働いていたので紹介していただきました。

−ぽぷらで行っている支援はどのような支援ですか?

今のところは自分のできることは自分でしていただき、ADLを落とさないような支援をしているのですが、加齢に伴いより介護が必要になった時に、どう対応していくかが今後の課題になっていくと思います。

−ぽぷらの定員は何名ですか?

定員は7名になります。(女性4名、男性3名)です。

−職員は何名配置されていますか?

通常3名、多い時で4名の支援員(非常勤者含む)で対応しています。

−ぽぷらの介助する量は他のホームと比べて多い?

他のホームと比べて人数も多いので、介助するという意味では多くはなってしまうのですが、ご自身でできることはされているので、そこまで多くはないのかもしれません。

−利用者さんの障がい種別について教えてください。

知的障がいの方が主になります。

−対象者についても教えてください。

利用者さんは知的障がいの方だとお話をしましたが、対象者は4障害(精神・知的・身体・難病)となっています

−ぽぷらの特色はありますか?

当法人では初となる男女混合型のグループホームになります。
高齢者対応型のグループホームなのでホームエレベーター付きです。

−他のホームに行ってみたいですか?

世話人によってホームの雰囲気などが違うと思うのでどんな雰囲気なのか勉強の意味で行ってみたいと思います。

−碇井さんのタイムスケジュール教えてください。

13:00〜 出勤してホーム内清掃
15:00〜 利用者さんのお迎え
16:00〜 入浴支援
18:30〜 夕食支援
19:30〜 余暇支援
21:15 勤務終了。基本はこのようなタイムスケジュールになります。

−グループホームで泊まりの仕事はありますか?

週に1回宿泊支援があります。

−最近ぽぷらでイベントしたのはいつですか?

利用者さんの誕生日イベントでステーキを食べたのですが、とても喜ばれていました。

−仕事を始めて勉強になったことありますか?

どうしたらその人が一日を気分よく終えることができて、明日も頑張ろう。と思っていただけるか。
そのためにはどう支援したらいいのか、言葉の伝え方、話し方、トーンなど日々勉強することばかりです。

−仕事を初めて楽しかったことはありますか?

コロナ禍になる前にグループホーム全体でクリスマス会をしたのですが楽しかったです。

−仕事での目標はありますか?

まずは現場をスムーズに回せるようになることです。

−法人内の各事業所を体験してみたいとかありますか?

どんな事業所があるかきっちり分かっていないので、まずはそこからですね。

−仕事上で、悩むことはありますか?

私自身、吃音があり上手く話せない時があるので、コミュニケーションという部分で悩むこともあります。
あとは人に気を使いすぎてしまうところや利用者さんに言葉でどう伝えたら理解していただけるかなど言い出すとキリがありません。日本語の難しさを痛感しています。

−これから頑張っていこうと思うことありますか?

上記の質問の答えと重複するのですが、気を使わずコミュニケーションをとれるようになることです。

ライン1
料金表
家賃 12,000円〜42,000円
光熱水日用品費 5,000円〜19,000円
備品補修整備費 3,000円〜5,000円
食費 朝食200円 、夕食500円(食べられた分のみ請求します)

※食費以外の家賃などは各ホームにより料金設定が異なります。

ライン1
各グループホームの名称と定員
ひかり荘 定員7名
第2ひかり荘 定員4名
第3ひかり荘 定員2名
おりおの荘 定員5名
あかり荘 定員6名
あゆみ荘 定員4名
あびこ荘 定員7名
みのり荘 定員4名
サンハウス 定員6名
ひびき 定員4名
ぽぷら 定員7名

合計 56名

ライン1
お問い合わせ・アクセス

〒558-0021 大阪市住吉区浅香2-2-57(法人本部)

TEL:06-6698-5702 / FAX:06-6698-5752

E-mail:gh@asakakai.com

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